Interview あのころインタビュー

福岡で活躍する色んな人に突撃インタビュー!
大人たちは、中高生のときどんな“探究”をしていたんだろう?

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2026.03.17
人生はアンサンブル!
仲間との挑戦が成長につながる
服部 恵Megumi Hattori
  • 職業/打楽器演奏者

福岡県太宰府市出身。東京芸術大学卒業。「クラシック音楽をより身近に」をモットーに、ミュージカルのオーケストラメンバー・フリーパーカッショニストとしてクラシック・Jazz・Pops・ラテンなどジャンルを問わず活動中。

打楽器演奏者は、後方で光るサポート役!

現在どんなお仕事をされていますか?

打楽器演奏者をしています。劇団四季などのミュージカルで演奏したり、歌手のライブや音楽番組などでバックバンドとして演奏したり、CMや映画のレコーディングもしています。

やりがいを感じる瞬間は?

やっぱり共演者やお客さまにうれしい声をもらったときですね。
打楽器は、ひとりで演奏することは少なく、誰かの後ろでサポートとして演奏することが多いです。だから、ボーカルや他の演奏者から「歌いやすかったよ!」「一緒に演奏していて楽しかった」と言われたり、演奏を聞いたお客さまから「かっこよかったです!」と声をかけてもらえると、とってもうれしいです。

 

挫折も不満もあった。
でも経験が楽しさを教えてくれた。

今の道を歩み始めたキッカケは?

音楽との出会いは、4歳でピアノ教室に通い始めたところからです。
ただ、先生がとても厳しくて、中学に上がる前に一度辞めちゃったんですよ。当時はドッジボールが大好きな活発なこどもだったので、わざと突き指をしてレッスンを休む口実にしたりしてました(笑)。今思い返すと、そのピアノ教室で培った基礎力が今に活きていると思えますが、こどもの頃には分からなかったですね。

打楽器を始めたのはいつ?

ピアノや音楽自体が嫌になったわけではなかったので、中学では吹奏楽部に入りました。そこでひとつ上の幼なじみの子から「めぐちゃんは打楽器だよ」って決められて、断れずにやることに…(笑)。
本当はトランペットやフルートをやってみたいという気持ちもあって「打楽器なんて誰が叩いても一緒じゃん」と少し不貞腐れながらやっていました。でも渡されたシンバルを何度叩いても、先生から「その音じゃない、その音も違う」と指摘されて。
「えー?わからないよ」と苦しみつつも、「でもシンバルひとつでこんなに奥が深いのって面白いかも!」とも思えたんですよね。

特に思い出に残っていることは?

高校でも吹奏楽を続けたのですが、あるときコンサート目前に指揮者をするはずだった先生が病に倒れてしまって。自分たちだけで作り上げるしかない中、みんなで一丸となって頑張ったことは良い思い出です。
私は指揮を代行することになったので、何も解らない中、独学で勉強してなんとか形にしました。
それぞれが自分にできることを頑張って、お互いを信頼し合って、ひとつのものを作り上げたときの達成感。音楽だけじゃなく、人間関係でもアンサンブルする、みんなで協力し合う ことが大事だということを学びましたね。

 

自分のレベル上げをする楽しさを!

どんな経験が今につながってると思いますか?

高校時代の吹奏楽での「足りない状況からみんなで考えて工夫して作り上げる」という経験は、今のスタイルにつながっているなと思います。
私は古典音楽も好きなんですが、どちらかと言えば新しい音楽を作っていくほうが好きなんです 。ゼロからコンサートを作り上げたり、やったことのないアイデアを出し合ったり。そういうことにワクワクできるのは、あのときみんなで切磋琢磨した経験からくるものだと思います。

中高生のみなさんにメッセージを!

中高生のうちに色んなことに挑戦して、自分のレベルが上がっていく楽しさをぜひ味わってほしいです!
その中で困ったことが起こっても、一人で解決しようと頑張る必要はないです。周りを見ると同じ志を持った人がいて、自分と違う考えやスキルを持っていて、仲間と一緒なら解決できることもあるかもしれない。だから恐れず挑戦していってください!